救急蘇生法の基礎 - 胸骨圧迫だけでも有効

(4)胸骨圧迫だけでも有効

 心肺蘇生は胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせが原則です。しかし、感染防護具を持っていない、あるいは準備に時間がかかりそうな場合、口対口の人工呼吸をためらわれる場合などは人工呼吸ができなくても、胸骨圧迫だけでも実施することが強く推奨されます。

 心肺蘇生のためには、強く、速く、絶え間ない胸骨圧迫が最も重要であり、これだけでも傷病者の救命率は大幅に向上します。市民は、効果的な胸骨圧迫がすぐに行えるように、講習を受けて修得しておくことが望まれます。